〔チラシ画像付〕イエローハットに措置命令 見せ掛けの通常価格で ― 消費者庁

イエローハットに措置命令  価格表示で違反

消費者を誤認させる価格表示をしたとして、消費者庁は1日、イエローハットに対して景品表示法違反(5条2号:有利誤認)で、再発防止などを求める措置命令を出した。

対象となった表示は、平成28年8月5日札幌市の地域内に配布された折込チラシ。

札幌白石店における同日に開始したセール企画に関するチラシで、通常価格との表示が、あたかも通常販売している価格であり、実際の販売価格が当該通常販売している価格に比べて安いかのように表示していた。

例えば、カーナビ(AVN-G05)について、「通○¥69,800 」セール価格を「¥54,800」と表示していた。

景品表示法

景品表示法第5条第2号は、事業者が、自己の供給する商品・サービスの取引において、価格その他の取引条件について、一般消費者に対し、

1)実際のものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認されるもの
2)競争事業者に係るものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認されるもの

であって、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められる表示を禁止している(有利誤認表示の禁止)。

故意に偽って表示する場合だけでなく、誤って表示してしまった場合であっても、有利誤認表示に該当する場合は、景品表示法により規制される。

景品表示法違反被疑事件の調査の手順

景品表示法に違反する不当な表示や、過大な景品類の提供が行われている疑いがある場合、消費者庁は、関連資料の収集、事業者への事情聴取などの調査を実施。

調査の結果、違反行為が認められた場合は、消費者庁は、当該行為を行っている事業者に対し、不当表示により一般消費者に与えた誤認の排除、再発防止策の実施、今後同様の違反行為を行わないことなどを命ずる「措置命令」を行う。



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