東建パワハラ訴訟 元上司と会社に167万円の賠償命令 ― 名古屋地裁

賃貸住宅建設・仲介大手「東建コーポレーション」(本社・名古屋市)の元社員の40歳代の男性が、上司のパワハラでうつ病になり、退職を余儀なくされたとして、当時の上司と同社に計約752万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が5日、名古屋地裁であった。

名古屋地裁は、元社員へのパワハラがあったと認め、元上司と同社に計約167万円の支払いを命じた。

判決によると、男性は2012年10月に入社し、兵庫県宝塚市の支店で営業を担当。複数の工事を受注したが、書類の記載ミスなどを理由に40歳代の支店の男性営業課長から「おまえの席はない」と叱責を受け、受注後の担当を外された。

14年春ごろからは「きもい」「がんがうつる」と暴言を浴びるようになり、うつ病を発症。同年10月に退職した。退職後、西宮労働基準監督署が男性のうつ病をパワハラによる労災と認定していた。