セクハラ被害者に法的なアドバイスをするAI カナダで誕生

AIで法的なアドバイス

モントリオールに拠点を置くスタートアップ企業、バトラーAI(Botler AI)は、セクハラを受け、どのような法的手段に出ればよいか分からない人向けに、情報と対処方法の指針を無料で提供するシステムを立ち上げた。

バトラーAIは、深層学習を利用し、人工知能(AI)に米国やカナダで起こった30万件以上もの刑事裁判の記録を学習させている。

セクハラに関する文書や苦情が5万7000件以上含まれた情報から、利用者の状況説明がセクハラとみなされるかどうかを予測し、法律違反を主張しうるか指摘する。さらに、関連機関に提出できる事件の報告書も作成する。

弁護士業務もAIに取って代わられるか

バトラーAIは簡単な質問、住んでいる州の名前、事件が発生した時期などを尋ねることからスタート。次に、分かりやすい言葉で利用者の状況を説明する。最後に、利用者の説明と学習した判例に基づき報告書を作成する。

バトラーAIの最終目標は、セクシャル・ハラスメント以外の問題の解決も支援する、無料の法的ツールを提供することだ。

こうした企業は、バトラーAI以外にもある。ドゥノットペイ(DoNotPay)は、駐車違反切符に対抗する自動化ツールからスタートし、飛躍的に拡大している。

バトラーAIに関する記事

「Botler.ai launches sexual harassment detection bot for U.S. and Canada」
https://venturebeat.com/2017/12/10/seo-is-not-enough-in-the-age-of-voice/