組体操で後遺症 東京地裁で和解成立 区が損害賠償へ

東京都世田谷区の区立小学校で、組み体操の練習中に転倒し重い障害が残ったとして、当時小学6年だった男子生徒(15)が区に損害賠償を求めた訴訟は11日、東京地裁で和解が成立した。区が謝罪した上で、1000万円を支払う

男子生徒の両親は、今年2月28日、小学校の運動会に向けた組み体操の練習で転倒して脳脊髄(せきずい)液減少症となり、後遺症が残ったとして、世田谷区と担任教諭に総額約2000万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴していた。

毎日新聞 2/28「提訴 小6時「組み体操で後遺症」 世田谷区と教諭を訴え」https://mainichi.jp/articles/20170228/dde/041/040/026000c
朝日新聞 2/28 「生徒が世田谷区提訴 組み体操転倒で後遺症」http://www.asahi.com/articles/DA3S12818952.html

訴状によると、生徒は2014年4月、2人組で倒立の練習時に転倒して体育館の床に頭をぶつけた。マットはひかれていなかった。その後、生徒は激しい頭痛や吐き気、ふらつきなどの症状が出るようになり、約4カ月後に脊髄(せきずい)を守る膜が傷ついて髄液が漏れる「脳脊髄液減少症」と診断された。

生徒側は、担任が床にマットを敷くなどの安全措置をせず、練習不足のまま倒立をさせたと指摘。体格差のある児童同士でペアを組ませるなどしており、「担任が練習を間近で見て、安全に注意する義務を怠った」と訴えていた。



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