【カプコンVSコーエー】 コーエーに517 万円の支払命令 「零」シリーズによる特許侵害 ―大阪地裁

ゲームソフト会社のカプコン(大阪市)が、人気ゲームソフト「戦国無双」や「零」シリーズなどに採用されたシステムで特許権を侵害されたとして、製造元のコーエーテクモゲームス(横浜市)を相手取り、約9億8千万円の損害賠償と販売差し止めを求めた訴訟。

大阪地裁で14日、判決が言い渡された。

大阪地裁は、コーエーの「零」シリーズが、カプコンの特許を侵害しているとして、517 万円( 特許に対する損害額 470 万円、弁護士費用等 47 万円)の支払をコーエー側に命じる判決を言い渡した。

カプコンは、『真・三國無双』シリーズ、『戦国無双』シリーズ等が特許第 3350773号(以下「A 特許」)を、『零』シリーズが特許第 3295771 号(以下「B 特許」)をそれぞれ侵害するとして、9 億 8323 万 1115 円(内訳:A 特許に関する請求額 8 億 9123 万 1115 円B 特許に関する請求額 4700 万円、弁護士費用等に関する請求額 4500 万円)の損害賠償等を請求していた。

A特許は,平成6年12月9日に出願され,同14年9月20日に登録された。拡張プログラム等が標準プログラム等に対し,キャラクターの増加,キャラクターのもつ機能の増加,場面や音響の増加をもたらす技術。
B特許は,平成6年5月31日に出願され,平成14年4月12日に登録された特許。キャラクターが特定の状況に置かれた場合に,その特定の状況を判断する手段と振動状況を発生する手段等によって構成される技術。

コーエーは、判決について、平成 30 年 3 月期の業績に与える影響はなく、問題となった特許自体が存続期間の満了によって消滅しており、製品の開発及び販売に影響を及ぼすことはないとコメントしている。

控訴などの法的対応は検討中とのこと。

プレスリリース https://www.koeitecmo.co.jp/news/docs/news_20171214.pdf



フォローする