「ネットの中立性」規制問題でIT業界団体が訴訟参加へ

インターネット協会が訴訟参加

米国のGoogleやMicrosoft、Amazon、Twitterなどが加盟する米業界団体「インターネット協会」(Internet Association: https://internetassociation.org)は5日、「ネットの中立性」規制の廃止を米連邦通信委員会(FCC)が決めたことに反対し、同規制の維持を求める訴訟に参加する方針を発表した。

オバマ政権下の2015年に導入された「ネットの中立性」規制は、通信会社が、回線への負荷が重い動画配信業者に対し、通信速度を意図的に遅くすることなどを禁じている。

これが廃止されれば、ブロードバンド事業者はウェブサイトに対して自由に課金できることになる。ブロードバンド事業者に料金を支払う力や支払い要求を無視できる影響力を大手ウェブ企業と比べて、中小企業やベンチャー企業にとっては障壁となる恐れがある。

FCCによる決定

共和党主導のFCCは先月14日、「ネット中立性」規則の廃止案を賛成3、反対2で承認した。民主党の委員の反対を押し切る形で、FCCは、AT&Tやコムキャストといったブロードバンドプロバイダーに対する監督権限の大半を放棄し、反トラスト局や連邦取引委員会(FTC)が競争阻害行為を監視できると説明した。

グーグルはFCC決定後の発表文で、「われわれは大小を問わず中立性規則の支持者らと共闘していく」との立場を明らかにした。

参照

Washington Post「Silicon Valley’s biggest lobbying group says it will help sue the FCC over net neutrality」https://www.washingtonpost.com/news/the-switch/wp/2018/01/05/silicon-valleys-biggest-lobbying-group-says-its-going-to-sue-the-fcc-over-net-neutrality/?utm_term=.94e945ad7827

variety「Internet Association Will Join Legal Battle to Fight FCC’s Net Neutrality Repeal」http://variety.com/2018/digital/news/net-neutrality-google-facebook-internet-association-1202654440/



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