任天堂が「白猫プロジェクト」配信停止と損害賠償を求めコロプラを提訴

任天堂 コロプラを特許侵害で提訴

コロプラは10日、任天堂から同社に対し、スマートフォン向けゲーム「白猫プロジェクト」の配信差し止めと損害賠償44億円の支払いを求めて東京地裁に提訴されたと発表した。提訴は2017年12月22日付。

コロプラによると、16年9月に任天堂から特許侵害の指摘を受けた。「1年以上にわたり時間をかけて真摯かつ丁寧に、任天堂の特許権を侵害しないことを説明したが、当社の考えが任天堂に受け入れられるには及ばず、訴訟を提起されるに至った」という。

そして、「当社のゲームが任天堂の特許権を侵害する事実は一切無いものと確信しており、その見解の正当性を主張していく方針」と争う構え。

「白猫プロジェクト」は2014年に配信スタートしたアイテム課金制のゲームで、コロプラの主力コンテンツの1つ。2017年7~9月期には、同社の全ゲームの中で売り上げトップだった。

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コロプラによる発表文

1.訴訟が提起された年月日及び裁判所
(1)訴訟が提起された年月日:平成29年12月22日
(2)訴訟が提起された裁判所:東京地方裁判所

2.訴訟を提起した者の概要
(1)名称:任天堂株式会社
(2)所在地:京都府京都市南区上鳥羽鉾立町11番地1
(3)代表者の役職・氏名:代表取締役社長 君島 達己

3.訴訟内容
(1)訴えの内容
特許権侵害に基づく損害賠償請求
特許権侵害に基づく弊社アプリ『白猫プロジェクト』の生産、使用、電気通信回線を通じた提供等の差止請求等

(2)訴訟の目的物および価額
損害賠償請求:44億円及び遅延損害金
差止請求の対象アプリ:白猫プロジェクト

4.訴訟の原因及び提起されるに至った経緯
任天堂株式会社(以下、「任天堂」といいます。)から平成28年9月に、当社のゲームが任天堂保有の特許権を侵害するとの指摘がありました。それ以来、1年以上にわたり時間をかけて真摯かつ丁寧に、任天堂の特許権を侵害しないことを説明してまいりました。
しかしながら、当社の考えが任天堂に受け入れられるには及ばず、訴訟を提起されるに至ったものです。

5.今後の見通し
当社は、当社のゲームが任天堂の特許権を侵害する事実は一切無いものと確信しており、その見解の正当性を主張していく方針です。
なお、本件が当社グループの業績に与える影響を現時点で見通すことは困難でありますが、今後開示すべき事項が発生した場合には速やかに開示いたします。



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