仙台地裁・高裁、今日から所持品検査開始 法廷内切り付け事件うけ

15日から所持品検査開始

仙台地方裁判所と仙台高等裁判所は、4か所の入り口のうち、2か所を通行できないようにしたうえで、残る2か所に、ゲート式の金属探知機を設置し、15日午前8時半の開庁時から所持品の検査を始めた。

来庁者は、弁護士や検察官を除き、入り口で、係員の求めに応じて、手荷物のバッグの中身を見せる、金属探知機のゲートをくぐる。通過時に金属反応があった場合、警備員が携帯型探知機で再確認する。

所持品検査については、仙台弁護士会から「一律に手荷物の開披を求めて検査することはプライバシーの侵害にあたる」などと反対の意見書が出ていて、仙台高等裁判所は、今後、来年度中には手荷物の中身を開く必要のないX線検査を導入する方針。

また、荷物内部を見られたくない人向けの無料ロッカーを北玄関に設置した。

法廷内傷害事件

所持品検査は、昨年6月、仙台地裁の法廷で保釈中の被告が刃物を振り回し、傍聴席にいた警察官2人に切り付けた事件を受けたもの。保釈中だった被告に所持品の検査が行われていないなど警備態勢が課題となっていた。

事件は、判決の言い渡しを受けていた30歳の被告の男が傍聴していた警察官2人を刃物で切りつけてけがを負わせ、殺人未遂の疑いで逮捕されましたもの。

男は果物ナイフとカッターナイフ合わせて5本を法廷に持ち込んでいた。



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