労働時間を過少報告 労基署が部品メーカーを書類送検

偽造タイムカードで労使協定上限を超える労働時間を隠蔽しようとした疑い

長野県の小諸労働基準監督署は13日、従業員の労働時間を実際よりも短くみせかけてうその報告をしたなどとして、労働基準法違反の疑いで、機器・部品メーカー「みすず精工」(大阪市)と、この取締役2人を書類送検した。

小諸労働基準監督署は、去年8月、みすず精工の小諸市にある工場に立ち入り調査をした際、9月から11月までの3か月間の従業員の労働時間を適切に把握し、報告するよう行政指導を行った。

しかし、みすず精工は1人の従業員について、2枚のタイムカードを用意し、労使協定で定めた上限を超えない範囲で打刻させたカードを使って、労働基準監督署に報告し、実際の労働時間より短く見せかけていた。

実際は、去年11月に、従業員4人に労使協定で定めた上限を超えて違法な時間外労働をさせていたほか、去年10月から11月にかけては、時間外労働や深夜の割増賃金にあたる総額69万円分の賃金を支払わなかったという。



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