ゼロックスの株主、富士フイルムによる買収の差止訴訟を提起

富士フイルムの買収差止訴訟を提起

アメリカの事務機器大手ゼロックスの大株主らは13日、富士フイルムホールディングスによるゼロックス買収の差し止めを求める訴訟をニューヨーク州の裁判所に起こしたと発表した。

ゼロックス株の約6%を保有し大株主であるディーソン氏は12日、約9%を持つ筆頭株主の著名投資家カール・アイカーン氏とともに声明を出し、「(買収提案は)ゼロックスを劇的に過小評価し、不当に富士フイルムHDに有利だ」と批判。

他の株主にも買収への反対を呼び掛けている。

富士フイルムによつ買収の動き

富士フイルムホールディングスは先月31日、ゼロックスを買収することで合意したと発表した。

2018年9月末までに、子会社の富士ゼロックスを米ゼロックスと経営統合させ、新会社の株式の50.1%を取得する計画。買収額は6710億円。

単純合算で売上高が3.3兆円という世界最大規模の事務機器メーカーが誕生する予定だ。

富士フイルムは記者会見で「世界全体に販売を伸ばせることが最大の意義だ」と買収の狙いを強調していた。海外を中心に富士ゼロックスは国内外で1万人規模の人員を削減するなど合理化を行う計画だという。



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