自民党系会派政活費不正支出問題で元神戸市義3人に有罪判決―神戸地裁 | 法律ニュース部

自民党系会派政活費不正支出問題で元神戸市義3人に有罪判決―神戸地裁

神戸市議会の自民党系会派による政務活動費の不正支出の問題で、合せて約2300万円を詐取したとして、詐欺の罪に問われた元議員3被告の判決公判が19日、神戸地裁であった。

神戸地裁は「制度に対する市民の信頼を大きく損ねた」とし、会派の幹事長だった岡島亮介被告(75)に懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役3年)、会計責任者だった梅田幸広被告(68)と竹重栄二被告(69)に懲役1年6月、執行猶予4年(いずれも求刑懲役1年6月)を言い渡した。

判決文では、3人が、架空の領収書などで政務活動費を不正に請求し、会派の裏金などにあてていたと認定したうえで「会派内の意識に相当の問題があった。政治家とカネの問題が繰り返し指摘されてきた中で、安易に不正に手を染め続けたことは強い非難を免れない」と指摘。

岡島被告に対しては会派の幹事長を務めた時期も含まれており、「責任は重い」と判断。同被告は公判で、詐取した政活費は政治活動に流用したと主張したが、「政活費が『第2の給料』であるとの意識の中で、厳密に管理していたとは言いがたい」とした。

竹重被告については、複数の業者から受け取った白紙の領収書やそのカラーコピーを利用するなどして政活費を詐取したとし、「規範意識の乏しさがうかがわれ、手口は悪質」。梅田被告にも「得た金銭は専ら飲食などの遊興費に使っており悪質」とした。



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