パトカー衝突母子死亡事故 遺族側逆転敗訴―大阪高裁

「信号無視を予測」は困難

兵庫県丹波市の交差点で2014年4月、丹波署のミニパトカーと乗用車が衝突、乗用車を運転していた主婦(34)と長男が死亡した事故で、遺族が兵庫県に約1億8680万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は22日、県に約1350万円の賠償を命じた一審神戸地裁判決を取り消し、遺族の請求を棄却した。

大阪高裁は、パトカーが先に交差点に入っており、乗用車の信号無視を予測して制動措置をとるのは困難と判断した。

一審判決

一審の神戸地裁は、男性巡査長が交差点に向かう乗用車に気付いていることなどから「確認した時点で停止するなどの措置を取れば、事故を回避できた」とし、「巡査長に過失がないとまでは言えない」としていた。



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