テレ朝また敗訴「顕正会」を巡る報道でも―東京地裁「真実と信じる正当な理由」がない | 法律ニュース部

テレ朝また敗訴「顕正会」を巡る報道でも―東京地裁「真実と信じる正当な理由」がない

テレビ朝日 立て続く敗訴

強引な勧誘をしたとの報道で名誉を傷つけられたとして、宗教法人「顕正会」が報道機関9社に計1000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は16日、テレビ朝日に20万円の支払いを命じた。他8社への請求は棄却した。

問題の報道は、被告9社が、2013年9月、顕正会が警視庁の家宅捜索を受けた際、会員2人が男性に対し、強引に入会を迫った疑いがあるなどと報じたもの。

東京地裁は、テレ朝が番組内で取り上げた「日本脱カルト協会」幹部の「勝手に入会届を書かれた」などの発言について、「事例があることを断定的に述べた」と指摘。その上で、同協会の活動内容や幹部の立場が不明だとし、「発言内容を真実と信じる正当な理由があったとは言えない」と判断した。

他の民放やNHK、新聞社など8社の報道は、警察関係者への取材に基づき、「取材源を信用できると判断したことには相当の理由があった」とした。

テレビ朝日は、名誉毀損訴訟で、今年に入り立て続いて敗訴している。

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