自民党渡辺議員、過労死遺族に謝罪 「週休7日が人間にとって幸せなのか」との発言で

「週休7日が人間にとって幸せなのか」

自民党・日本会議国会議員懇談会の渡辺美樹参院議員が13日の参院予算委員会の公聴会での自身の発言について、遺族側からの抗議受け、謝罪した。

13日の公聴会では、小児科医だった夫を過労自殺で亡くした、東京過労死を考える家族の会代表の中原のり子さん(62)が公述人を務めていた。

渡辺議員は、公述人として意見を述べた過労死遺族を前に「お話を聞いていると、週休7日が人間にとって幸せなのかと聞こえる」と発言していた。

高プロ制度の話でも

高収入の一部専門職を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)の話の中で、質問に立った渡辺氏は「働くことが悪いことであるかのように聞こえる」とも発言していた。

和民での過労自殺

渡辺氏が創業した居酒屋チェーン「和民」を展開するワタミでは2008年6月、入社2カ月の女性社員が自殺。時間外労働が月140時間を超える過酷な長時間労働が原因だったとして、12年に労災が認められている。

2015年12月8日には、東京地裁において、ワタミ側が業務に起因する自殺であると認めて謝罪したうえで1億3365万円を支払い、労働時間の正確な把握などの再発防止策を取ることで遺族側と和解している。

ブラック企業創業者をこの問題の質疑に立たせた、自民党の資質が問われる。



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