加計学園獣医学部 四国入学枠4人のみ 設置目的・特区要件に疑問 | 法律ニュース部

加計学園獣医学部 四国入学枠4人のみ 設置目的・特区要件に疑問

来月、愛媛県今治市に開学する加計学園の岡山理科大獣医学部。

四国で活躍する獣医師を積極的に育てる目的の「四国入学枠」の合格者が4人にとどまり、当初「最大20人程度」とした枠の5分の1だった。志願者が6人だけだったという。

四国入学枠は獣医学科卒業後に四国で獣医師となることを志す四国の受験生が対象。特別推薦入試(専願制)とセンター試験利用の計20人程度に貸与型奨学金を交付し、最大6年間の授業料を減免する。卒業後に3年続けて四国で獣医師として勤めた場合は、返済を免除する。


岡山理科大獣医学部は、国家戦略特区による獣医師養成系大学設置の規制緩和を基に設置にこぎつけた。

そして、2016年11月、政府の国家戦略特区諮問会議が「広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り新設を可能とする」よう規制改革することを決定したことで、今治市・愛媛県が特区を得た。

さらに、 「四国の獣医師不足は深刻」「四国に獣医学系大学をつくらなければ獣医師不足は解消できない」と言って規制緩和を正当化してきた。

一方、岡山理科大の卒業式が20日、岡山市北区であり、加計孝太郎理事長はあいさつで「予想をはるかに上回る志願者となった。世界に冠たる獣医学部を目指したい」と語った。



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