【米国】州裁、販売業者にコーヒーの発がん性物質の警告表示を命令 | 法律ニュース部

【米国】州裁、販売業者にコーヒーの発がん性物質の警告表示を命令

米カリフォルニア州(ロサンゼルス)の上位裁判所(Superior Court:一審)は、米コーヒーチェーン大手スターバックスなど販売業者に対し、コーヒーに発がん性成分が含まれているとの警告を表示すべきとの判断を下した。

非営利団体が、発がん性物質の表示を義務付ける州法に違反しているとして、コーヒーチェーンなどの販売業者を訴えていた。コーヒーには、アクリルアミドが含まれるとし、この化学物質を取り除くか、警告表示をするかのいずれかを求めていた。

アクリルアミドが発がん性物質であることは世界的に認められていて、コーヒーにも含まれていることはよく知られている。
農水省は食品に含まれるのは極微量で人体に影響を与えるレベルではないと解説している。農水省「食品に含まれているアクリルアミド」http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/acryl_amide/a_kiso/syokuhin.html

裁判所は、健康被害があるとする原告側の非営利団体の主張を認めた。

販売業者は上訴できるが、判決が確定すれば、カリフォルニア州でコーヒーを販売する場合、発がん性表示が義務付けられる。

判決では「原告側はコーヒーの消費で胎児から大人まで危険性が増すとの証拠を示した。一方で被告側の医療専門家の証言は、因果関係に基づかない意見だった」と指摘した。

シアトルタイムズ“Californians to take their coffee with a cancer warning” https://www.seattletimes.com/business/apnewsbreak-california-judge-coffee-needs-cancer-warnings/



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