大府市、全国初の認知症支援条例を施行 | 法律ニュース部

大府市、全国初の認知症支援条例を施行

認知症になっても安心して暮らせるまちを実現しようと、愛知県大府市は認知症の人が関係する事故で賠償を求められた本人や家族への支援などを盛り込んだ全国で初めての条例を、4月、施行した。

大府市内では2007年、認知症の男性(当時91歳)が東海道線の列車にはねられ死亡した事故で、家族がJR東海から列車の遅れに伴う損害約720万円の賠償を求める訴えを起こされた。最高裁がJR東海の請求を棄却したが、賠償の是非が社会問題になった。市は事故をきっかけに昨年12月、「認知症に対する不安のないまちづくり推進条例」を制定した。

条例では認知症の人が関係する事故で賠償を求められた本人や家族への支援を行うことや、行方不明の恐れがある人への見守り体制を整備することなどが定められている。



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